風前の灯火

個人的な沢登りの記録

葛野川深入沢 2021/5/16

ガイドをやっている先輩から山菜採りで泊まりの沢へ行こうと誘われたが、私の予定が空いてなく近場の沢になってしまった。

 

4人パーティ 雨

遡行グレード 2級

9:00入渓〜13:30尾根〜16:30下山

 

深城ダムに車をとめて出発。橋の上から深入沢を見下ろすと物凄く深い谷だ。なんでこんな深い谷が無名だったのか。橋の横についてる道から谷底へ下り入渓。

 

序盤は小滝がぼちぼち現れるくらいで平凡だったと思う。写真も撮ってないし記憶にもあまり残ってない。

 

40分くらい歩くと大滝が現れる。先行パーティが左岸を巻いているところだったので見物。

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我々も一瞬、直登するかみたいな空気になったが冷静に左岸巻きへ。

一応ロープを出し、少し岩がボロいものの難なくクリア。

その後もゴルジュ状になったりフリーで登れる滝が続いたりして飽きさせない。

途中、先行パーティ内で「早く登れよ!」と怒声が聞こえた。滝の登攀中に怒鳴って追い立てるなど信じられん蛮行。どこの山岳会か知らんが絶対入りたくない(笑)

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13時くらいから詰め開始。30分くらいで尾根に出た。
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木の目

 

途中から下る尾根を間違えていたことに気付き、登り返して正規の尾根を下る。どうも最近尾根下りの読図が雑になっててよろしくない。そして低山の地形はやはり難しい。3回連続くらいで尾根下降失敗して少し自信を無くす。

 

下山しながら山菜を探したり、山椒や藤の葉を採取したりしながらだらだら下山。16:30頃ダムに帰着した。

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駐車場に戻りふと自分の車を見ると、なんと右前輪がパンクしていた。幸いスペアタイヤを積んでいたので事なきを得たが、損傷部には曲がった釘が刺さっていた。昨晩踏み抜いて駐車中に空気が抜け切ったのでしょう。

 

ともあれ、なかなか楽しい沢だった。

大菩薩周辺の沢はほとんど行ってないので、今後足を運ぶようにしよう。