碓氷川本流右俣 2021/11/13
ソロ
遡行グレード 1級
快晴
6:45めがね橋〜7:00入渓〜8:45二俣〜9:30旧中山道登山道〜10:50めがね橋〜アプトの道〜11:15碓氷駅(廃駅)〜11:55めがね橋
本当は11/3に歩きたかった。というか11/3にも訪れ入渓までしたのだが、色々あってほとんど登らず帰ることになってしまったのだ。その日碓氷川の紅葉は最高潮に燃えており、はっきり言って今まで見た紅葉で一番美しかった。碓氷川は紅葉がきれいとは噂で聞いていたが、ベストタイミングがあれほどとは…。
なのでどうしてもリベンジしたくてその10日後に再訪したわけだが、最盛期はすっかり終わっていて落葉も半ばというかんじで心底がっかりした。けどまあ折角来たし、天気もいいので一応行ってみるか。
観光駐車場に車をとめ、めがめ橋からスタート。
碓氷川は上部で二俣に分かれ、本流とされる左俣は日本三熊野のひとつ熊野皇大神社へと詰め上がる。また群馬と長野の県境見晴台があり、神社も見晴台も紅葉スポットとなっているようだ。一方右俣は直接旧中山道に合流する。
本命は左俣で熊野神社の紅葉を見て、県境を踏んで、アプトの道観光をするというのが11/3にやりたかった碓氷満喫プランなのだが、それは紅葉最盛期にリベンジしたいので今回は右俣で様子見ということにした。
入渓した。その前に小さな堰堤を巻くのだが、何でもないところでバランスを崩し、堰堤の釜に落ちて腰まで水没した。全く濡れないつもりで来てたので服も沢用ではなく普通の登山用で…。替えの服もなく仕方ないので着干しすることした。寒いけど、歩いてるうちに乾くでしょう…。
気を取り直して歩く。碓氷川の入渓からしばらくは非常にいい雰囲気である。川幅いっぱいにナメが広がり、自然林100%の豊かな森の中をゆったりと流れている。そして本流というだけあり意外と水量がある。
しばらく歩くと、側壁が立ち上がりゴルジュか?と思わせる。川は左折し、その先に胎内くぐり的大岩とCS滝。普通にくぐって、普通に登れた。
その先で沢が開ける。ここは紅葉最高潮のときは圧倒的だろうなというかんじ…。残念ながら全て散っていた。
これが全部紅葉していたら…
沢は難しいこともなくずっと穏やか。ところどころ荒れており景観を損なうのが玉に瑕。
人工の滝。直登できる。
この滝は左から巻いた。
意外と大きな滝がいくつも出てくる。
右にトラロープが垂れ下がっているが、左からのほうが簡単そうなので左から巻いた。
この辺で休憩した。風と水の音しか聞こえない静かな場所だったのですごくゆったりしてしまった。
旧中山道に合流。
谷底の紅葉は終わっていたが、尾根の紅葉はまだ少し残っていた。
やはり素晴らしいですね。
写真撮影が楽しくて牛歩です。
下山後アプトの道へ。結構楽しかった。
碓氷湖まで足を伸ばそうかと思ったが、湖にはあんまり興味ないのでやめた。もう満足だ。
最後、めがね橋から見た碓氷の山並み。10日前はこれがもっと色鮮やかだった。少し残念ではあるが、楽しかったので良しとしよう。
来年の再訪を誓って帰途についたのであった。