仁科川中ノ沢下降 2020/11/21
年内あと1回くらい沢行きたいね〜ということで冬でも温暖な伊豆半島の沢の遡下降をやりに行ったが、下降した後に遡行する沢の入り口を見つけられず何しに行ったのかよく分からないというお話。
あまりにダメダメだったのでブログに書くことすら忘れていた。
2人パーティ 晴れ
遡行グレード 1級?
中ノ沢下降〜三階滝沢遡行(結果下降のみ)
10:10中ノ沢入渓〜11:00大滝下〜11:30三方滝〜三階滝沢林道捜索〜12:30駐車場所
静岡に用事があったので、向かう途中の伊豆で沢登りができないかとネットで探し、西伊豆の仁科川で中ノ沢〜三階滝沢を周回する記録を散見。
どの記録にも、初心者向け・難所無し・日帰り・冬にオススメ、などの言葉が並び、寄り道にちょうど良さそうだからここでいいやと決めた。
県道59号(伊豆西伊豆線)を南下していくと、三階滝と交差するあたりに一台分の駐車スペースがある。
中ノ沢、三階滝沢どちらを下降して遡行してもよいが、今回は中ノ沢下降→三階滝沢遡行の計画。県道を少し歩いて戻り、中ノ沢に入渓する。三階滝沢と中ノ沢の間にある尾根から山の斜面を沢筋に向かって最短距離で下って入渓。
入渓直後の様子。思ったより水量があり、水もきれい。房総みたいな澱んだ沢を想像していた分、テンションが上がる。
少し歩くと出てくる10mくらいの滝。
このくらいの規模の滝がいくつかある。
巻きは容易なので難しくはない。
登るほうが楽しいかもしれない。
中ノ沢最下部の大滝。20mくらいかな?
右岸巻き。下から見ると左岸のほうが行けそうに見えるが左岸は結構大変らしい。
三階滝沢との出合付近にある坑道跡。
土肥金山が近くにあるし、金が採れたんだろうか。
中を覗くと真っ暗で見えないが奥まで続いているようだった。
三階滝沢出合でお出ましの三方滝。
落差50mくらい。
カップルが観光に来ていたがその後どこかへ姿を消した。
この滝の見物後、三方滝を高巻いて三階滝沢に入渓するための林道(=三階滝沢林道)を探すがどうしても見つからない。
前情報では中ノ沢の左岸に林道がある、道標も立ってるとのことだったがそんなものはどこにもない。マジでない。何度も行ったり来たりして探し回ったけど見つからず、中ノ沢林道と思しきものを見つけ、これじゃないんだよなと困惑。
中ノ沢の左岸についてる林道なんてこれしかないので、もしかしたらこれこそが三階滝沢林道なのかもしれないと思い、半信半疑でしばらく登ってみるとどんどん出合から離れていく。
流石にやっぱ違うよなあと思って地形図で確認すると、やはり案の定中ノ沢林道を歩いていた。
なんかもう面倒くさくなったのでそのまま林道を登って終了した。
敗退というか、遡行する沢に入れもしなかったので不戦敗である。少しショックではあったが、元々そんなにやる気があったわけではなかったので、今回はこんなもんかなーという気もしていた。
そのうちリベンジしたいけど、そんなにモチベ高い沢じゃないから数年後でいいかな。。。
なんだかモヤモヤする沢締めとなってしまったが、今年は念願の上ノ廊下に行けたし、他にも行きたかった沢をいくつかやれたので総合的には良しとしよう。
2021年も良い沢ができますように。